不器用少女と一途な少年




「………気になる。」








少し真城を見つめてるとしびれを切らした真城が叫んだ。









「……だぁ!もう!
だからっ!//




一年の時からずっと相坂のこと好きだったんだよ!///」









真城の言葉に驚いた。








「えっ?」










「…その笑顔に惚れて、また見たいなって思った。」








「でも…彼氏…」







私の言葉を遮る。










「知ってるよ。彼氏いたって。
…でも…それでも俺が幸せにしたいってずっと思ってた。」









真っ赤だった顔は、いつの間にか真剣に。













そんなにずっと想っていてくれてたんだ…。




胸が温まる。








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