不器用少女と一途な少年


そして


ついにその日がきた。





(……いろいろ考えてたら眠れなかった…ねみぃ…)



朝から大きなあくびをする。



その時、教室のドアから誰かが入ってくる。



あいつだ。
相坂 結。


相坂は顔色1つ変えずにいつも通りだった。



(ちょっとくらい…意識してくれてもいいのにな…
まぁ、俺だしな…)



少し悲しくなる。



(うーん…まぁあいつ強がりだし…つーかクール?ww)



相坂はこれくらいじゃ動揺しないってのも
ちょっと納得いく。




(まぁ…今日頑張るか!)

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