不器用少女と一途な少年
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――
緋色に連れて来られたのは……
「…ケーキ屋?」
「そ!前、食べた時おいしかったから結に教えたくて♪」
「そーなんだ」
緋色と私は大の甘党。
甘いものが大好きで、
ケーキやおかしには目がない。
だから休日とかはケーキ屋めぐりをすることも。
「ささ!入って入って!」
さっきから、やたら緋色のテンションが高い。
ちょっと不思議に思いながらも、ドアを開けた。
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