WAO〜それは裏のヒーローたち〜


あの人達=WAOの人達。

今となっては何 怖くはないのだけど、
あの日はまだ何も知らなかったから怖かった。


WAO
君が佐々木 愛ちゃん?


!?
なんでおじちゃんたち私の事知ってるの?


WAO
君の事は前から知ってるよ。
実はね君にきて欲しい所があるんだ。


きてくれる?



知らない人にはついて行っちゃいけないんだよ?

行かないよ!


WAO
君のお母さんたちには許可とってあるよ。


お母さんたちの知り合い?


WAO
そっ!
お母さんたちに確認したいだろうけど、時間がないんだ。

きてくれる?



わかった。



私はこの人達の言葉を信じて、ついて行った。


そのあと車に乗せられて、長い時間おじちゃんたちとお話していた。

その時間はとても楽しかった。

ほんとにずっと前から私の事を知っているかのように思えた。


長い時間乗っていたため私は眠ってしまった。


私が起きた時、目の前には気の強そうなお婆さんが立っていた。


私はびっくりした。

その様子を感じとったのかお婆さんは心配そうに私をみた。


お婆さん
ごめんね。びっくりした?


そう優しく話しかけてくれた。

その一言で私は、ホッとした。
なんだ。優しい人じゃん!


そのあとそのお婆さんに連れられて大きなお部屋へ行った。



そこの部屋にはまたこれまた怖そうなお爺さんがいた。










< 13 / 39 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop