WAO〜それは裏のヒーローたち〜
あの人達=WAOの人達。
今となっては何 怖くはないのだけど、
あの日はまだ何も知らなかったから怖かった。
WAO
君が佐々木 愛ちゃん?
私
!?
なんでおじちゃんたち私の事知ってるの?
WAO
君の事は前から知ってるよ。
実はね君にきて欲しい所があるんだ。
きてくれる?
私
知らない人にはついて行っちゃいけないんだよ?
行かないよ!
WAO
君のお母さんたちには許可とってあるよ。
私
お母さんたちの知り合い?
WAO
そっ!
お母さんたちに確認したいだろうけど、時間がないんだ。
きてくれる?
私
わかった。
私はこの人達の言葉を信じて、ついて行った。
そのあと車に乗せられて、長い時間おじちゃんたちとお話していた。
その時間はとても楽しかった。
ほんとにずっと前から私の事を知っているかのように思えた。
長い時間乗っていたため私は眠ってしまった。
私が起きた時、目の前には気の強そうなお婆さんが立っていた。
私はびっくりした。
その様子を感じとったのかお婆さんは心配そうに私をみた。
お婆さん
ごめんね。びっくりした?
そう優しく話しかけてくれた。
その一言で私は、ホッとした。
なんだ。優しい人じゃん!
そのあとそのお婆さんに連れられて大きなお部屋へ行った。
そこの部屋にはまたこれまた怖そうなお爺さんがいた。