WAO〜それは裏のヒーローたち〜
*サブとの出会い2*
サブ
ここが歴史館だ!
私は辺りを見渡した。
そこにはたくさんの写真があった。
いやっ正確にいうと肖像画だった。
私
ねぇ。サブさん、、、
なんでこんなに写真があるの?
サブ
さんはいらないよ。
なんでって、、、
ここは歴史館だから、天龍家の人達が飾ってあるんだよ。
私
天龍家??
サブ
そっ!
お前のじぃさんもここに飾ってあるんだよ。
私
さっきのお爺さん?
サブ
あぁ。天龍 勇蔵さん。
俺のじぃさんと親友だったんだせ。
そんな話を聞きながら私は写真を見ていた。
長い廊下みたいな所を歩いてきたが、もうとうに50人は見ただろうか、、、
どの人もとても威厳があり、あのお爺さんに何と無く似ていた。
サブ
あっ!あった!
これがお前のとぅちゃんたちだぜ。
サブが唐突に言ってきた。
私
??
私のお父さんは違うよ?
こんなじゃなくて、、、
もうちょっと老けてて、めがねかけてるよ?
サブ
はっはっ!
そりゃそうだよ!
お前のとぅちゃんは26歳であっち行っちまったもんな。
若いはずだよ!
私
私のお父さんは死んでないって!
生きてるよ!
サブ
だーかーらー
お前のとぅちゃんはその人じゃないの!
この人なんだよ!
天龍 レオ!
サブはそういうとその人の肖像画が叩いた。
その時初めてきちんとその人の顔を見た。
私
この人が、、、私のお父さん??
最初見た時はただ若いとだけ思ってた。
でもちゃんとみるとなんだか懐かしいように思えた。
サブ
そっ!
んでこれがお前のかぁちゃん!
サブがそう指した先にはとても優しそうな女の人がいた。
私
とても優しそう、、、
ただただそう思った。
サブ
あぁとっても優しかったぞ!
お前をいっつも抱っこしててなぁー。
そんでもってすごく強かったんだぞ!
私
?強かったの?
サブ
当たり前だ!
日本中の、、、いやっ世界中のエージェントが憧れてたぞ!
すっごく銃がうまくてなぁー、、、
しかも綺麗だった❤
私
、、、
へぇー。
この人はなんていう名前なの?
サブ
お前はほんっとなんも知らないんだな
まぁっ仕方が無いか。
俺が全部おしえてやるぜ!ψ(`∇´)ψ
私
、、、
ありがと。
少し私は引いていた。
サブ
この人は御神 マリナっていうんだ!
私
あれ?
ここは天龍っていう人達の写真が飾ってあるんだよね?
サブ
いい所に気づいたな!
お前のとぅちゃんたちはすっごく苦労して結婚したんだよ。
私
苦労して結婚したの?