WAO〜それは裏のヒーローたち〜
着替えて部屋の外に出るとサブがいた。
サブ
ったく女ってどうしてこう着替えるのに時間がかかるんだろうな?
ぐちぐち文句を言っていた。
サブ
さぁ早く行くぞ!
私
うん!
…………………
サブに連れられてリビングへきた。
それにしても広いなー、、、
私の家のリビングの5倍はあるだろうか、、、
着いた時にはすでにお爺さん達が座っていた。
お爺さん
おはよう。
よく眠れたか?
私がはい!っと言おうとした瞬間サブが
サブ
そりゃよく眠れたよ。
だって今日だって寝ぼけて俺の頭を叩くくらい熟睡してたもんなー
マリア?
私
っっっ!
そりゃそうだけどー
いうことないじゃん!!
私とサブはあーだこーだ言い争いを始めた。
お爺さん
こらこら。
喧嘩はいけんよ。
ほらっ早く座りなさい。
私たちはお爺さんにそう言われ、おとなしく椅子に座った。
私はサブの方を見て舌を出した。
するとサブは悔しそうにしていた。
サブの席は私の前だった。
サブは私をずっと見ていた。
私はそれが気になり
私
サブ、、、
なんでずっと見てんの?
と言った。
サブ
別に見てないし!
サブはまた赤くなっていた。
お爺さん
サブはほんとにマリアが好きなんだなー
いいことだ!
わっはっはっ!
お爺さんそういうとまたサブは赤くなっていた。
可愛い、、、
ただそう思った。
食事が終わり、またサブが色々教えてくれることになった。
サブ
んじゃー今日は昨日の続きな!
まだ質問あるんだろ?
私
うん!
サブ
じゃー今日庭に出るか!
私
えっ?お庭があるの?
行きたーい!!
ぴょんぴょん喜ぶ私を見てサブは嬉しいそうに笑っていた。
サブ
だから言ったろ?
俺はお前の事誰よりも知ってるって!
私
そうだね!
ねっねっ!早くいこ!
サブは少し赤くなっていたが、私はサブに早く連れていってと頼んだ。
サブ
まぁーまぁーそう急ぐなって!
ほらっ!こっちだ!
サブは何と無く手を出してきた。
なんで私はその手をぎゅっと掴んだ。
するとサブはえっ?
といい顔を隠した。
私
どうかした?
サブ
だってまさかつないでくるとは思わなかった、、、
そういうとサブは私の手をぎゅっと強く掴んで
サブ
早く行くぞ!
と引っ張って行った。