カミレンジャー! その2
青:「あ・・・一応、その自覚はあったのか、よかった。」

赤:「いや、まて。東映に作ってもらえれば、俺が主役に間違いない。歴代の戦隊物はレッドが主役と決まっているからな!」

黄:「そんな、暑苦しい主人公、今どき流行りませんよ。」

桃:「正直、邪魔よねぇ~・・・。」

赤:「うっ・・・。」

青:「まぁまぁ・・・。レッドだって、色々大変なんだから・・・。」

黒:「さすが、主人公はわき役をなだめる余裕もあるわけですね?」

青:「いや・・・なにを、突然・・・?」

桃:「そうよねぇ~・・・いいわよねぇ~ブルーは・・・今後回を重ねるコトになったとしても、絶対出番あるものねぇ~。」

青:「いや・・・なにを突然、どうしたんですか?二人して・・・。」

黄:「通訳すると、ブラックとピンクは一話目に出れなかったこと・・・さらにブラックにいたっては、二話目ですら出番が少なかったコトに、不満があるそうです。」

青:「いや・・・だって、あの作者がいきなり五人も登場人物出して、使いこなせる訳ないだろう?」

黒;「あ・・・人のせいにしてるよ・・・。」

桃:「コレだから、主役ってやぁ~ね・・・。」

青:「いや、作者のせいは、俺のせい・・・ってあれ?」

黄:「混乱してますね?」

青:「だって、しょうがないだろう?お前ら全員ボケなんだから、悔しかったらつっこんでみろ!」

黒:「どないやねん。」

桃:「いいかげんにしぃ。」

黄:「奥歯がたがた抜かすぞ。」

赤:「大阪湾に鎮めたろうか?」

青:「うっ・・・ピンクと恵どころか・・・実君やレッドまでつっこんでくるとは・・・。っていうか、もはや実るくんと、レッドの発言は、つっこみというより、ただの脅しやん」

黒:「わかったかしら?」

桃:「つっこみぐらい、私たちでもできるのよ。」

青:「いや・・・できてないでしょう?」

赤:「だから、さっさと主役の座を俺にゆずれ!」

青:「え?・・・いや・・・なんで?どこに、そんな話が・・・?」
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