人形と王子様【完】
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「 ....ん....れん....亜憐 ! 」
「 ...ん? 」
静かに目を開けると
あたしが居たのは教室だった。
「 なに寝てるんだ...明日は寝ないように!じゃぁ今日の授業は終わりとするか 」
先生がそう言うと、皆いっせいに立ち始め教室を出て行った
「 ...あれ? 」
ーー確かあたし森にいたよね?
どういうこと?
夢...だったの?
でもハッキリと残ってる彼の手の感触 大きくて、温かかった。
...まぁいいやあたしも帰ろう
日が落ちる前に。
そして鞄をとると教室を出た