桜色の川と君の詩
二人

あれから3日が過ぎた


僕は彼女に付き合って夕方からの学科を受けている


由希は思ったより活発だった。教習所が終わると彼女を送る

送るといっても教習所が宿舎に指定している民宿と彼女の家は500mくらいしか離れていない



当然、帰りながら送ることになる…
今日は歩きながら帰った


「啓介さん、知ってる?ウワサのこと」

「ん?なんだろ?」

「東京から来たクミちゃんね、彼と別れてたんだって」


クミって言う子は須永さんが写真屋でいい女と言っていた彼女だ…



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