桜色の川と君の詩
僕はジャケットを脱ぐと由希に渡した
由希が着てみる…
制服を着てても少しダボついている。その格好が可愛い
「やっぱり大きいな~。着て行く?」
僕は笑った
「へへっ。大きいね…。いいの御守りだから。啓介さんの匂いがする…」
笑ってるようで今は真面目な由希が可愛いかった…
「由希…」
思わず由希の腕を引き寄せて抱きしめた。
「啓介さん、好き!大好き…」
唇を合わせる。由希の甘い香りがした
虫の鳴き声だけが響いている
何度もキスをして抱き合った