桜色の川と君の詩
桜色の川
休みが明けてから由希は夜になると毎日くるようになった
須永さんや、周りの人とも慣れ楽しく過ごして帰る。
「ほとんど押し掛け女房だな・・・・」
須永さんにからかわれた。
何とはなく僕は感じていた
仮免も終わり、路上も検定まであと少し
卒園が近づいていたのだ。
楽しい中にも寂しさを僕も感じている・・・
由希は僕がいなくなる事を不安に思っていても仕方のないことだ
9月も半ばになり、大月はすっかり秋の気配が色濃くなっている