【完】あの子の隣にいるのはスキな人……



「お昼でも食べようかな……」


あたしは軽くご飯を作り、食べた。


そして、部屋に戻ってルームウェアに素早く着替えて

学習デスクに向かった。


長い髪の毛をポニーテールにしてシュシュでまとめた。


「よし!!今日こそは課題しよう……」


まずは、苦手な英語から。


うーん……


分かんない……




「はぁ……無理だ……」


英語だけで1時間も粘った。

でも、ノートは少し埋まった。


ちょっと進歩した!!


喜んでいるのもつかの間。


また違う教科をすると1時間1時間と


時間が経って、結局出来たのは国語の課題だけだった……


「まぁ、国語できただけでもましか……」


ふと、目の前にある小さな時計を見る。


「え?」


もう夕方だった。




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