【完】あの子の隣にいるのはスキな人……
「あの……」
「あっ!!」
あまりにも可愛すぎて見とれてしまった……
「えーっとわかんないんだ……美咲君は
後輩だから……」
「そ、そうなんですか……」
「なんか、伝言があるなら電話で言っておくけど?」
あたしがそう言うと、「いえ大丈夫です!」そう言って
走り去った。
何だろう……
まぁいいや……
あたしは何事もなかったかのように家に向かって歩き出した。
家に着くとすぐに夕飯とお風呂を適当に済まして
部屋に入った。
そしてベッドにダイブしたまま、眠ってしまったらしい……