【完】あの子の隣にいるのはスキな人……



美咲君の笑ってない顔初めて見た……


「ねえ、高垣君って可愛いねー」

「そうかな?」

「うん!」


って、ハンバーグ遅すぎじゃない!?


「すみません、お待たせしました……ハンバーグです」


来た……


てか、もう2時じゃん……



「いただきまーす」


亜澄は学校1の美人とは思えない食べっぷり……


ほんとに亜澄は他の子の彼氏を奪ったりしたのかな……


考えられない……


「食べないのか?才華?」


「え?ううん、食べるよ?」


そしてあたしは初めてハンバーグに手を付けた。


「あっ……おいしい……」

「だろー?俺のお気に入り!」

「知ってるよ!ははっ」


お昼は3人で楽しく食べられた。


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