私と彼女と召喚と
~フローラside~
時間を さかのぼり。
ドーナツ屋の手伝いが終わり、一度家に帰り準備する約束は6時だからゆっくり準備する。
ドーナツ屋 忙しいわね!
お城を出されたときはどうなるか心配もしたけど良かった。
いい家も見つけてたし安心だわ。
私の部屋も用意してくれるなんて… いい子。
あぁ今日ともにご飯誘われたのに …行きたかったなぁ……
それもこれもあいつらのせい !
カルスが調べたみたいで色々分かったらしい…まだ1日しかたってないのよ? そんなにすぐわかるの?
だから今日はギルトに集まることになったメンバーは カルスとライトとなんと!ハイドさんも来るらしい。
まぁ、おば様達も誘えば絶対来そうだし、それだけ 大変なことになってそうよね?
ギルトに、集合だなんて …
まぁ、行ってみよう。
6時少し前にギルトに着いた。
「こんにちわ! 昨日はありがとうございました。今日もお邪魔します。」
中に入ってみるともう三人は来ていた。
他にも、ルナさんとシドさんがいる。
カルス
「お疲れ様。今日も忙しかったんだろ?悪いな 。」
「それは今日は、最終日だから忙しかったわよ。でも ともの方が疲れてるわ。」
ライト
「お疲れ様。昨日今日で調べたら色々分かったみたいだぞ。」
ハイド
「 まぁ、皆掛けてくれ 。」
皆 それぞれの椅子に腰を降ろす。
ハイド
「今日集まってもらったのは ……色々、カルスが 調べてくれた。では報告してくれないかい? 頼むよ。」
カルス
「はい、調べた事を報告させて頂きます…
カルスの調べた事は、召喚した二人は、王が城内で 生活出来るように国賓として扱うことになっていたので二人の生活が賄えるように国家予算からきちんと出ている。 。
それなのに?重複してともは待女になりお給料も月金貨20枚も支払われていることになっているんです。
退職金も金板50枚支払われているんですよ。
これは、ともが横領しているようにみせています。自分1人だけでは、これ以上調べる事が無理なのでルナさんとシドさんにも手伝ってもらってます。
フローラやライト ハイドさんはそれだけの額 支払われていないと言ってましたので、取り敢えず様子を見て貰ったんですが … どうでしたか?」
シド
「あの子は、そんなことしてなかった。こっちでも此方で調べてみたら。案の定 まぁ これ見て欲しいんだけど。」
シドさんが、出してきたものはともが買った家の書類や 銀行の出入れの記載されたものだった 。
シド
「これ見る限り本人が言ってる意外は入金無いんだよね。それに同じ名前で別の口座が有るとこも分かったよ。勿論持ち主はあの子では無い。勿論魔力も確認済みだよ。」
わざわざ別人の魔力でとも名義口座を開き国からのお金は そこに入金されているらしい。
それには、王子のアレスが関わっている可能性が 高く、もちろんレオナルドも… 継承第一位の王子が関わっていているとなると無闇に手が出せない。
なにそれ?悪くないあの子が全部被らされる事になるじゃないの?
なんかムカつくわよね ?
やり方が汚いわ!
でも 疑問が出る?
「じゃあ なんで 辞めさせたの? 辞めさせない方が毎月収入が入って来るのよね?今じゃなくても退職金も出るもの。
長く働かせた方がいいはずよね? お金が必要なんでしょ?」
ライト
「それが 分からないんだよ !」
カルス
「そうなんだよな …… 」
私達が 悩んでいると