私と彼女と召喚と

皆サンキュー 食事会を開くことになりました。



次の日


朝、6時に起きてご飯を食べてドーナツ揚げてサラさんの店に持って行く。



9時に余裕で間に合った。



サラさんにドーナツを渡しお金を貰う。

お願いして、 店を出る。




今日は ギルトのクエストでもしよう!

ギルトに向かう。

いいのあるかなぁ ?

早くハイドさんにお金返さなきゃ。いくらぐらいなのかな



依頼の掲示板を見てみる。

フムフム …


おおぉ、またまた迷い猫 …… マリーちゃん捜索 …… ムリだなぁ… だって私が迷うし 。


ゴブリン50匹 討伐、出来ない事は無いけど…討伐だからな…気が進まないけど依頼が出てるのならこれ以上人に被害出る前にした方がいいのかな。

無駄な殺生ではないと思う。

受けようかな?



「おい 。 城に来ないのか? 」


後ろから誰かが私に話しかけてきた 。

振り返ってみると ……


おぉ レオナルドさんではないですか …


「 こんにちは。王子様から呼ばれてません…けど? 。 それに貴方が用が無いときは登場するなって言われてますので、行かないですけど。」



レオナルド
「 そんなはず無いだろう!アレスから連絡があっただろう。 呼ばれたら来るべきだろ?なぜ来ない?」



「 ??…… でも 本当に呼ばれてません。

言いにくいですけど王子様は私を呼ぶつもり無いんじゃ …無いですか?

連絡も無いのにお城に行けるわけ無いじゃないですか。 そちら一度確認してみて下さい。 ギルドの依頼出してもらえればすぐ行かせてもらいますから。」




レオナルド
「 そんなわけあるかよ。アレスがお前を呼ぶと言っていたのを聞いたんだ。お前本当に嘘つきなんだな!いい加減にしろよ。 」




なんか凄く怒っているようで肩を捕まれ… 強く揺すぶられる。





「ちょ 痛いです。止めて下さい 。」


シド
「おい止めろよ。この子のとこには王子の使いなんて来てないしぞ。お前が王子に直接聞いてこい。」




レオナルドの手を外してくれた 。

一方 レオナルドは、納得出来ないようで ……

拳を 握りしめながら話し始めた。






レオナルド
「そんなはずないですよ。えりか様と話してるの聞いたんですから …シドさんなんで嘘しか言わないそいつの肩持つですか?

家も見ましたよ。いいの用意して貰えて良かったですね。アレスに聞きましたよ。それぐらいして貰ったんだから…毎日城に来ても 罰は当たりませんよ。それに遊んで暮らせるお金も貰ってるじゃないか!」



私は 言ってる 意味が分からず 考えてみる 。


あれっ?あの家は私が契約したよね?


退職金は 沢山もらったけど …… あれで遊んで暮らせる? まぁ遊ばなければ 暮らせるかも知れないけど ……… 。

それに住む所用意したって…聞いてないけど? …… その前に 2度と来るなって言ったの あんただよね?




ルナ
「もう ともちゃんったらコロコロ表情が変わって 面白いんだから… プッ。 声に出てるし … ブハッ

でも、貴女は悪いことしてないんだからそんなに考えなくても 良いのよ 。 」


シド
「そうそう 。家は自分で買ってる証拠もある。あのおじさん、本当喜んでだぞ 。いい子が買ってくれたって !」


ルナ
「本当よ。喜んでたわ。もう少し安くすれば良かったって言ってたわよ!

( 家のお嫁さんに来てくれればいいのに… でもジェードじゃ …… 。サラが 反対しそうだわ…)

それにあんな少しの臨時報酬でも、喜んでくれた子よ。贅沢してるわけないじゃない。」





「 えぇ !!もしかして、心の声駄々漏れでしたか ?

恥ずかしい……えっ あっ ギルトから臨時の報酬って なんで … 知って …… あっ 、ギルトの方ですもんね。

本当…なんで気がつかなかったんだろう……あのとき助かりました。 ありがとうございました 。 」



シド
「いや頑張ってるの聞いたからさ。ほんの少し報酬出しただけだしな。あんまり人気ないけど 難易度の高い採集のクエストやってくれてるし… あと高級食材とか助かってるから。」





レオナルド
「何言ってるんですか?城から出て間もないのに依頼なんてそう出来ないでしょう?

いや !出来るわけ無いでしょう! 」

ルナ
「何言ってるの?ともちゃんは学園に入学してから沢山 依頼こなしてるわよ。」



レオナルド
「それこそ間違いじゃ無いですか? そんな時間なかった筈ですよ。しかし貴女方がそう言うならそうなんですかね。

それが本当だとしたら こちらとして高価な賃金を支払ってるのに 何してるんだ?って思いますね。 」



「 えっすみません 。あれでは足りませんでしたので、 ギルトでお世話になってたんです。」


レオナルド
「 はっ? なに言ってそんなに簡単に使える……


ルナ
「 本当にごめんなさい。私が 早く気付けば良かったのよ。学食で済ませてると思ってたから …… 。 」




ルナさんが 被せて 話してくる。





「 いえいえそれは 全く関係無いですよ。ジェードが美味しそうに食べくれるの嬉しかったので気にしないで下さい。」



シド
「でも料理上手なんだろう?今度 招待してよ!もちろん ジェード 抜きで 。 あっ ハイドも 一緒でお願いね 。あの人喜ぶから。 」





「はい 。是非都合のいい日教えて下さい。サラさんと ダンさんも 一緒でも いいですか?この前 仲良しって 聞いたので ……

( 視線を 感じて 見ると …… )

あっ ごめんなさい。レオナルドさん。

こちらには 王子様からも連絡無いので、確認してもらってもいいですか?正式に依頼頂いたらえりか様に会いに行きますので。 」





ルナさんと シドさんに 聞いてみた 。




ルナ
「それがいいと思うわよ。急に訪問してら王子の機嫌が 悪くなるとともちゃんが可哀想だしそれよりも私達の方が 優先よね ♪ 」




シド
「そうそう。そうだな。何かあったらお前の親であるハイドが動かない訳が無いだろ 。

お前が出向くことも無かったんじゃないか?

確かめてからまた来てくれ。 」




レオナルド
「家の父も兄も何も分かって無いんですよ。勿論 貴方達も …… 。

では 取り敢えず アレスに確認してきます。また来ますから。では 。 」







そう言い残し転移で帰ってしまった。


私そんなにお給料貰ったけなぁ~ ?本当お小遣いぐらいだよね ?

あれっ?
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