私と彼女と召喚と
付け足します。
これからは エリカが 話すときは ( エリカ )と 表示
します 。
~レオナルドside ~
ギルトを勢い良く飛び出した 。
なんだよ!何で皆あんなやつ嘘つきの味方なんだよ 。
大変なのは、エリカ様で あいつじゃないのに …
毎月 金貨20枚ももらってたのに残ってない訳無いだろ! まぁ 退職金は 思ったより少なく済んでたけど ……… 。
でも ……… 住むとこも 自分で見つけたのか ?
アレスが、用意したってのは嘘なのか ?
シドさんが嘘つくとは思えない。
きちんと調べた事だろうし… それに言い切るって事は 証拠がある筈 。
じゃあアレスが嘘ついてるのか ?
……… いや 無いだろ今までの付き合いだ 分かる 。
腹黒だけど ……
とりあえず 呼んだか 確認してみるか 。
場内へ 戻ると親父とあった 。
ハイド
「どこかに行ってたのか ? アレスとエリカ様がお前を 探していたぞ 。」
「 あぁ 分かりました! 今からアレスの所に行きます。 次は気を付ける様にします 。」
ハイド
「 そうか…… ではな 。」
そう言って親父が去って行く。後ろ姿を見て 、何で 親父もあいつの肩を持つのだろう?
と考え込む…… 今まで こんな事無かった…
誰にでも平等に接する親父は自慢のはずだ。
でも、今はエリカ様の方を 気にすべきなのに … なぜ?もしかして 俺が 間違ってるのか?
フローラ とライトも あいつの肩持つし…最近 カルスとも 仲直りしたみたいだし ……
アレスの部屋へ向かう事にする 。
" トントントン"
「 どうぞ。 」
入室するとアレスが話し始める 。
アレス
「どこに行っていたのですか?探していたですよ 。ねぇ エリカ ? 」
エリカ
「うん 。 すごく 探したんだよ ? 」
「 何か ご用でしたか ? 」
エリカ
「 ともがアレスが呼んでも来てくれないからレオナルドに連れてきてほしのよ!ねぇ ? お願い。」
上目遣いで おれを 見てくる 。
だよな? やっぱり エリカ様を 守るべきだよな 。
そうだ。 … アレスを 見ながら 話す 。
「 それは申し訳ありません。先程 ギルトで 話して来たところです。呼ばれないと言ってました 。」
アルスはまさか俺が会いに行ってるとは思わなかったようで 驚いた後観念したように 、
アレス
「そうですか。あの子 聞いたのなら、本当の 言わないと 駄目ですね…。
エリカ 。私はあの子を ここへ 呼ぶつもりはありません。 …… あまりに エリカが泣くものですからつい嘘を付きました。スミマセン 。許してもらえますか ?
私が いつも 一緒に居ます。それでは不安ですか 。」
エリカ
「 アレス !! ごめんなさい。そんな積もりじゃ無かったの。 嘘つかせてごめんなさい …… アレス 大好き !! とも 居なくても我慢する 。」
と 抱きしめ合う 。
やっぱり こういうのを側で見るのは辛い 。
初めて好きだと自覚したときには もうアレスと恋仲になっていたし …… 仕方ないのだか …
毎日 会ってアレスの居ないときは、俺を頼ってくれる 。そんな日を過ごしていると ……
この思いは 消えないままで …… 。
そうか……… アレスが 嘘付いてたんだな。
何でそんなことしたんだろうか?
アレス
「レオもすみませんでした。本当の事言っておけば 行かなくて済んだのに 。」
レオナルド
「大丈夫です 。では 家をこちらで用意したのも嘘ですか? 家は自分で見つけたと言ってましたが …… シドさんも ルナさんもご存知でした。」
アレス
「そんなこと迄あの 二人が知ってるんですね …… 困ったな。
そうだよ 。エリカを安心させるためにね 。
それに家を用意したと噂を流せば追い出したとは言われないだろうと思ったのですがね 。余計な事をしたかも知れませんね 。 」
エリカ
「 えっ?…… そんなのジミーがすぐ噂を広めたから もうお城にいる皆知ってるよ。嘘なの?でも いいところに住んでいるのよね?
じゃ 私が我が儘言わないよう様にしたらアレスも もう嘘付かなくてもいいもんね。」
アレス
「我慢してくれるの?勿論 私も これ以上嘘なんて言いたく無いです。ありがとう、えりか。じゃあ今日はお詫びに 仕事を止めにして遊びにいきましょうか 。
レオ 後はお願いしますね。出来るだけ早く戻って来ますので 。」
レオ
「 えっ …… あぁ 分かった 。」
二人は 部屋を出ていく 。
参ったな …… アレスが嘘ついてたんだな…まだなんか隠してそうだな。
裏切られた気分だ。何隠してるのか調べてみなきゃ…。
シドさんが あんな風に言ったんだ … 絶対まだなんかある筈だはずだ …… アレス どこまでが 嘘なんだ ……
アレス ……… エリカ様の為に ?
もしもの時は おれが エリカ様を守らないと …… 。今の アレスには任せておけない 。
~レオナルド side end ~