私と彼女と召喚と
優しい嘘でも…凹みます。
カルスさんが受け取ってくれなさそうなので、ライトと フローラに相談して私が 魔方陣を 描けることを説明した 。
だから思ってるより全然安いんだって!!
勿論 他の人には、秘密にしてもらう約束したけど!
ジェードは大体知ったから全然だけど カルスさんは驚いてた…なんとか 受け取ってくれたし良かったかな?。
安心したので お風呂の準備しよう!
明日は、学園に行かなきゃ ……
カルス
「なぁ…俺まで貰って良かったのか?」
ライト
「いいと思うよ。ともの気持ちなんだからむしろ受けとるべきなんじゃね。断ると凹みそうだしね。」
フローラ
「そうよ。それに品としても良いものよ。まぁカルスが 普段使ってるもと比べると質は落ちるけど…私は素敵だと思うわ。」
ライト
「店で見つけたら魔方陣無くても買ってたかも知れないし。それにこんなに魔方陣も描いて貰えて俺は凄く気に入ってる。 凄く考えて魔方陣入れてくれたんだし。」
カルス
「それはよく分かる。そうじゃ無くてさ…嬉しいんだけど …俺はお前達と違うだろ?…なんか貰えないって思うんだわ。何かしてあげた訳じゃないし 申し訳無さすぎて…。」
フローラ
「その気持ちも分かるわ。…私の時もそうだった。無関心だった私をすんなり受け入れてくれて……なんか 本当に自分の事が恥ずかしかったわ。
だから私はあの子を守って行こうって思うの。でも やっと私達の気持ちを分かってくれたのね? 」
ライト
「 俺も。疑ってた自分が小さく感じたんだよな。
でも、それ考えるとジェードって凄いよな。先入観なく 初めからともと接してたんだろ。」
ポーチを観察してるジェードを見ながら呟く。
カルス
「 本当だなぁ。まぁ昨日迄皆怒らせてた本人だけど……一番本質を見てるのかもな。さっき迄は お前達の過保護振りはあり得ないって…そう思ってたけど…なんかそれも理解出来たよ。」
そして 丁度そこに私が戻って行く。
「お風呂出来たよ。 皆 入る?タオルはあるよ。」
カルス
「いや 俺はジェードと帰るよ。機会があったら泊まらせて貰う。」
ライト
「まぁ今日は無理だよな。フローラ?仲直りしたから 一緒に帰らないとな 。」
何 ? 仲直りってなに…? えっ フローラの目をじーと見て見る …
顔を 反らそうとするので両手で頬を押さえると……弱々しい声で話始めた 。
フローラ
「 ごめんなさい。言うのが遅くなって… 。」
涙目で 呟く …
「 うん。何を 隠してるかな? 教えてくれると嬉しいけど」
よくよく 聞いてみると ……
実はこの二人3年前から付き合っているらしい……しかし私のことで喧嘩が絶えず半年前から距離を置いていたみたい ……それもこの前 やっと仲直り出来たと。
あぁ だからなんなにカルスが受け取れないっていってたのね。
発端は私のせいじゃん…怒るわけ無いじゃない… 。
そんなに酷い人間って思われてるの?
凄く衝撃を受けたけど 嘘はもうつかないと約束してもらいました。 ごめんね。
ライト
「だから 早く言えって言ってたんだ。ごめんな。 」
「いや… 私が原因で二人ともごめんね。だから カルスさんを紹介してくれたんだね? ライトありがとう。
フローラごめんね 。」
カルス
「 いや…悪いのは俺だから。それが分かって良かったと思ってる。 ありがとう。」
フローラ
「 ごめんねもう秘密はもう無いのよ。約束する。 ごめんなさい 。」
「 私こそ ごめんね。早く気付ければ 良かったのに…。これから仲良くしてくれる?カルスさん。」