私と彼女と召喚と

「やっぱり。私巻き込まれてしまったんですね。

… それで私は、家に戻してもらえるんですか?」




でも天国ってことは このまま死ぬかもしれない… とそう思った。


…… このまま … 死ぬのは ……… 嫌だな ……。


せめて 一度でいいから家族に会いたいな…… 。



アーシラト
「こちらの事情で申し訳ないのだけどご家族には……お互いが人生全うしないと会えないのよ 。


でも折角だから召喚された世界で 残りの人生 生きて 楽しで欲しいと思っているの。でも全然違う世界だから … 凄く苦労もすると思うし……。
大変だと思うのだけど………だけど このまま輪廻の輪に 戻るなんて … あまりに淋しいじゃない……本当は、家族の元に帰してあげれたらいいんだけど…それも出来ないのよ……

召喚する時に魔方陣の効力かは分からないのだけど…… 元の世界の存在自体丸っと …二人分消えたみたいなのよ… ごめんなさい 。」






帰れない? 存在を消した??

ええぇぇぇ!ナンデ消したの?



えっ !



家にも、帰ることは出来ないと ?

嫌だ~! 困ります。むかつくけど可愛い妹と弟が、私の 作るご飯待ってますから ……







アーシラト

「ごめんなさい。でも私としては出来るだけ力に成りたくて……。」




「 いえ。えっ? 気にかけて頂いた事は凄く伝わって来ました。ありがとうございます。でも、どういう事ですか?」



アーシラト
「 さっきも言ったように輪廻の輪に入るより、こちらの世界で生きてほしいと思っているのよ。

でも、そのままでは 生きて行くことすら出来ないのよ。魔力が無いと生きられない世界だから ……… 」






「ええぇ!!魔力無いと 生きられないって……… (そう言えば小説でもそんなに設定あったな。魔力が無いと駄目な世界と無くてもいい世界 )



あの~ じゃあ、そのまま 召喚されてたら死ぬって事ですよね?」










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