私と彼女と召喚と
ライト
「ガイ先生現物支給って…ともの生活とか考えます?依頼って ボランティアじゃ無いんですから…神聖文字の解読なら 依頼料もそれなりにかかるって知ってますよね?それも週1って… 無理ですよ先生。」
ガイ
「ん?それもそうだな。考えて無かった。 」
ライト
「城からも出てるんで、依頼としてそれなりの報酬出して下さい。お願いします。」
ガイ
「そうだな 。 今までの報酬は無いようなもんだったしな 。在学の時も私が報酬出せばギルトにも行かず済んだな。」
ライト
「 そうですよ俺は 先生がともの制服とか用意してくれたと思ってたし、在学中なのもあったので口は出しませんでしたが、それからはちょっと考えてもらえればと思います。」
ガイ
「そうだな。そうしよう。」
「でもギルトに通わせて頂けて感謝してます。 今ギルドのクエスト出来るのも そのお陰ですし、やっぱり少しでも現金で報酬があると…助かります。」
ライト
「ほら本人もこう言ってますから お願いしますよ。」
ガイ
「報酬を増やそう。そうだな今までの追加分として このインクを。」
と言って、高級インクを10本も頂いた … 。
今通り空の魔法石も欲しいと伝えると了承してもらった 。
あと普段使うインクと紙の束も渡された。
神聖文字の解読用だそうです。
現金での依頼の報酬も貰える事になった。
「 ありがとうございます。大切に使います。」
ガイ
「私こそ気付かなくてすまなかった。これからも頼むよ。
では、私は少し休憩にするよ。いつもの場所使っていいから 来月中にはその本を終わらせてくれ。」
「はい。分かりました。あの 本ってお借りしてもいいですか? 家の方が落ち着いて出来ますので。」
ガイ
「それもそうだな…では報酬は一冊ごとに出すことにしよう。
今日は今までの分で金板10枚入金しておこう。一冊 終わる毎に金板1枚でもいいかな? 」
「インクも頂いてるし貰いすぎですのような気がするんですけど?」
ライト
「それでも安い位だから。他で神聖文字の解読何て頼んだら頼んだら倍? もっと高価ですよね 先生?」
ガイ
「そうだな。まぁ 私の弟子という事でこれで頼む。国からは守ってやるから安心しろ。」
ガイ先生がそう言う 。
私 頑張ったらめちゃお金持ちになれるんではない?
でも えりかさまも読めるんだけど?
「でも えりか様も 読めますよ?えりか様にも頼んだ方が沢山解読出来ますよ?
魔法の練習より本読んだ方がましって言ってし。」
ガイ
「私もお願いに伺ったが断られた。まぁ あの娘には無理だろう。
お前ほど理解しておる者なら 特別に神聖文字の講師として雇ってもいいのだが 目を付けられると厄介だしな … 」
「えっ?そんなに大したことじゃないんですけど…また終わったら持って来ます! 」
ガイ
「頼んだぞ。次もドーナツ楽しみにしてるからな」
ライトを促してそそくさと帰る … 。
学園を素早く抜け出した。