私と彼女と召喚と
服を作りたいんです。
校門を抜けてライトを見る 。
「ライト ありがとう 。今日一瞬来たの報酬の交渉してくれるためだったの? 」
ライト
「実は前から思ってたんだ。ともは知らないと思うけど、神聖文字の解読何てなかなか出来る人居ないんだよ。本当一握りの人だけなんだぞ。」
「そうなの?知らなかった。」
ライト
「学園にいる間はそれでも良かったけど、もう卒業したんだから それなりの報酬貰うのが当たり前だろ。」
「そっか。ありがとう。お陰で生活費の心配無くなった。」
ライト
「だろ?ちょっと余計な事かもって考えも無い訳じゃ無かったから、少しは力になれて良かった。案外早く終わったから 街でも見て回ろうか。」
時間を見るとまだ10時半過ぎ 。
そうだな…ゆっくり見て回ること無いから楽しいかも。
「そうだね。私全然分からないから、案内してくれる?」
ライト
「じゃあ 行こうか。」
なぜか?手を握られた!
ライト
「城でも迷子になってから念のためだよ。目を離すとどっかに行ってそうだから。」
「そんなこと無いよ。子供じゃ無いから大丈夫だよ。まぁ…お城で迷ったことあるけど…あれ?話した事あった?」
なんで知ってるの?
手も離してもらえそうにないし
どうしよう
ライト
「ともから聞いたことは無いかな? でも心配だから離さないから。慣れれば平気になるさ。」
と手を引かれなが 街を回る。 。
ライト
「仕立て屋に行こうか。とも あんまり服持って 無いだろ?」
「 今 あるやつで十分だよ。ハイドさんが用意してくれたものだから…」
ライト
「俺も見に行きたいから。見るだけでもいいから行ってみよう 」
「そうだね。どんなものがあるのか見てみたいかも。」
仕立て屋に向かう 。
学園から近い所にあった 。
こじんまりとしてて アットホームな感じなのかな?。
" カラン カラン "
ドアを開けて入ってみる。
「いらっしゃい。ゆっくり見ていって 。」
外から見るより、店内は広くて沢山の服が置いてある。
服も色々なデザインで色も沢山。
服を 触っても 生地もしっかりしてるものが多そう。
ライト
「ちょっと見てくる。」
「うん。」
う~ん やっぱりこっちの服ってあんまり馴染め無いんだよね。ジャージとか無いよね。
基本的になんかヒラヒラしてるから…動き辛いものが多いよね 。
あっ 紳士用だ。
あっ これTシャツ?
黒で いいんじゃない?
ライト
「なんかいいのあった?」
「うん これはどう?でも ライトの服ここでは、買ってないでしよ?」
ライト
「学園に行ってる頃はここで良く買ってたんだ。
働き初めてからあんまり来れなくなったけど。」
「そうなの?忙しいもんね。」
ライト
「そんなこと無いけど それより何か気になるのあった?」
「うーん ピンとこないかも 」
ライト
「じゃ靴屋の方に行ってみよう」
「うん。 」
隣の靴屋に行ってみるとブーツあった !
柔らかい革で出来てるウエスタンブーツがあった
黒色と焦げ茶色(カーキ色なのかな?)
履きやすそう
でもいい値段だなぁ…
でもガイ先生にも報酬貰ったし……
でも どっちに しよう ? 迷うな …… 。
でもこの服には合わないよね ……
諦めようかな…無いもん 。ハーフパンツぐらい作れないかな? ミシンあったら作れるのに… 。
それなら ヒラヒラしてない服作るのに
ライト
「そのブーツ欲しいの?男物だぞ?」
「うん。いいなって思ったんだけど…迷ってる所だよ」
ライト
「それだったらオレのお下がりで良かったらあるけど? もう 履けないし。この前 整理してたら出てきて処分しようと思ってたんだ」
「いいの? 嬉しい!ありがとう。」
ライト
「それなら今から取りに行くか。ここから近いし」
「急に伺ったら迷惑になっちゃうから 今度でいいよ。それより ……
ミシンってどこで買えるかな?あと生地もどこなら あるかな?」