私と彼女と召喚と


" ガチャ "

リサさんが大量の生地を 持っている。後ろにも同じように生地を持った サムさん……

こんなにあるの?残ってるって量では…無いよね?


リサ
「やっぱり生地残ってたわ。これも使って欲しいちょうだい。もう使わないから。」



「こんなに沢山もらってもいいんですか?」


自分と同じ位に積み上げられた生地を眺める。


サム
「遠慮すること無い!むしろ倉庫が片付いて助かる。

勝手に捨てると 怒られるから下手に処分も出来んし。でも… これだけの量二人では運べんな …… 後で 此方で 家迄運こぼう。」


「これで運べるので大丈夫です。こんなに沢山ありがとうございます。」



サム
「この家にあってもリサがいる間は処分も活用も出来ないからだから 持って帰ってくれ。その方が私が助かるんだよ。」


リサ
「ちょっとサム 。酷いわよ。…でも捨てること出来ないし…あら 本当 。

もう 他の人にあげる気にもなら無さそうだし。遠慮しないで。あっもし良かったら 私に何か作って頂戴ね。」


ライト
「母さん… でも手作りっていいな…」


サム
「こらこら、無理を言うんじゃないぞ。これの使い方は分かるかい?」


分からないので サムさんに 教えてもらった。

結構 簡単に使えた。 サムさん教えるの上手いです。



使い方が理解出来て みんなで少し話しているとリサさんとサムさんにお客様が来て 急用で家を出ることになったので帰ることになった 。

 


「何から何まで ありがとうございます。お邪魔しました 。頑張って作ってみます。」


リサ
「また遊びにきてね♪ 待ってるから。でも その前に 招待してね。楽しみにしてるわ」


「はい 。出来るだけ 早くご招待しますね 。もちろん 、サムさんも来てくださいね 」


サム
「あぁ 分かった。楽しみにしてるよ 。」


玄関まで 送ってもらってしまった。

手を振って帰る。


ライト 一緒に出てきた。でもちょっと不機嫌…

どうしよう。何があったのか?

ライトの家を出たのが少し昼を回った位だったの近くの家庭的なお店で食事する事にした。

注文して料理を待つ。ライトに話しかけるけど、返事が無い… 。 タイミング良く料理が運ばれてきた。


「 いただきます。」

ライトも手は合わせて食べ始める。

美味しい! スパゲティ 。この味は初めて食べる 。


「 美味しいね ! 」



ライト
「そうだな。で 俺が居ない間に何約束したの?」


やっと 答えてくれるようになったけど ………

リサさんと話したことを話して行く。

食事会の事 女子会の事 私の家の事 ライトが唸っている 。

ライト
「 ともも一緒に探しに連れて行けば良かった。そんな事になってるなんて…」


「 楽しかったよ。それにあんなに沢山色々もらって私こそありがとう。 頑張って練習してみるよ!」


ライト
「あんなので喜んでくれるなら良かった。あれ 多分15年はぐらい眠ってたやつ」


「そんなに大事なの?何か思い出があるんじゃ? 本当にもらっても良かったのかな?」


ライト
「まぁ色々集めるのに苦労らしいよ。でも 母さんが全然上達しなくて諦めたんだって。

大丈夫だよ。倉庫の中に入れぱなしより使った方がいいだろ。」


「 凄い。全部リサさんが集めたの? 無駄に出来ないね 。この後練習用の生地買いに行こう。」


ライトの機嫌も良くなりお腹も一杯になったので精算して店を出る。

練習用の生地を買いに行く。


いいのを発見。糸と型紙とそれぐらいかな 後は全部揃ってるから。



生地と糸、型紙を購入して店を出る。



服の型紙もあったんだけど 殆ど子供用だったんだ。

リサさん いいお母さんだよね。子供の服自分で作ろうってこれだけ集めたんだよね。


いいなぁ…ちょっと羨ましい。

お母さんに服作ってもらった事無いしね。




ライト
「これからどうする? 帰る? 家で解読とかする? 」


「 そうだね。そうする ガイ先生の依頼終わらせたいから。ライトはどうする? 私解読中暇になっちゃうよね。」


ライト
「じゃ 一回家帰るわ。今日夜行ってもいい? フローラも来るんだろ?ご飯よろしく。昨日のカレーでいいよ 」



「分かった。じゃ待ってるね 」



ライトと別れ帰ること。









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