私と彼女と召喚と
~ ライトside ~
今日は、ハイドさん家で話があるらしい…
俺まで呼び出すなんて何かあったのかな?
ワイン片手にお邪魔する。
「こんばんは。お邪魔します。」
ハイド
「ようこそ。悪いね…呼び出したりして。
フローラとカルスも呼んであるんだ。さぁ入ってくれ 」
ワインをハイドさんに渡して カルスとフローラの所へ行く。。
部屋に入ると、フローラとカルス、サラさんとダンさんにも…シドさんとルナさんもいる。
それに母さんとサムさんに先生まで…
なんだよ…この面子…ギルトの七帝 揃ってる?
カルス
「お疲れ。なんかすごいな…面子がさ。何あったんだろうな? 」
フローラ
「本当 。おば様が……怖い。 あそこまでは機嫌が悪いのなかなか無いわよ」
頷くとハイドさんとレオが部屋へ入ってきた。
何で レオナルドが?
ハイド
「今日は忙がしい所 集まってもらって申し訳無い。
実は、こいつが皆に話したい事があるそうだ。さぁ」
下を向いていた レオが 話し始める 。
シドさんと ギルトで会った後あったことや、アレスの してきたことを調べてたこと……
レオナルド
「 今まで気づかず すみませんでした。昨日 、父に相談したら今の状況を聞きました。」
深々と 頭を下げるレオナルド 。
ハイド
「本当に 申し訳ない。やっと分かったようだ。証拠も 揃っているのだが…皆の意見が聞きたくてな……やはり 被害は、ともちゃんに関する事 それ意外は掴めていないのだが。」
シド
「だろうな 。横領したのもエリカ様に使ってる。二人分で出た予算だしな ……。給料と退職金も契約書では、エリカ様と分配するって小さく書いてあったよ… 。
あの書類ではこっちは手出し出来ないよ。上手いこと考えてるよ。 」
ガイ
「ほう そんなことになっていたのか……」
ガイ先生は、頷いている 。
リサ
「賢いやり方ね…。でも、第一王子がそれじゃ…駄目よ 。
でも他に 王子は居ないし…継承者は、姫かいい年の王の兄弟かよね… 。」
サム
「あの姫ではもっと大変なことになる 。
早く降嫁して貰うべきですよ。まぁ 皆さんもご存知だと思いますが…。」
ハイド
「 皆分かっている。だから 王子に裁きを下せない。 王子があのままでは国が揺らぐ…前は 善悪の判断は きちんと出来ていたのだが…なぜ変わってしまったのかな 。」
ルナ
「本当 。厄介よね…救世主様も ともちゃんに対して 特に酷いわ……やってもらって 当たり前だと思ってるのかしらね。
…あれで人の事可哀想って よく言えたもんだわ。」
サラ
「本当よ 。誰のせいで巻き込まれて 酷い扱いされて…誰のせいか分かって言ってるのかしらね !!」
サラさんは、 怒りで拳を握り締めてる 。
ダン
「まぁまぁ 落ち着けよ 。なぁ?」
ダンさんが 、声をかけると 少しだけ収まったみたい
そこへ……
レオナルド
「エリカ様を 悪く言わないで下さい。エリカ様は何も 知らないんです。
アレスが 勝手にやってるんです。 それに 皆あいつの 心配ばかり……可笑しいですよ。もっと エリカ様を大事にするべきと私は思います。」
空気を 読めないのかなぁ …あれに 惚れてるの?
でも 今 ここの人間 敵に回したな……
サラ
「なんですって!! 私はともちゃんのほうが大切よ 。 何言ってるのよ。ばかじゃない?」
ダン
「 怒鳴っても仕方ないだろ?
でも媚び売ってるだけの救世主よりは確実に大切だと思うけど。」
ダンさんも起こってるし 。
そりゃ そうだろ…… 。横から 声が
カルス
「レオナルドは、知ってるだろ?あれ欲しいとかこれ 欲しいってアレスに言ってるの……聞いた事あるんだけど ……。高価なもんばっかりだよな 。 お前はなんとも思わないの? 」
フローラ
「私は噂だけど聞いてるわよ 。
王子とレオナルドは、エリカ様が望んだことは何でも 叶えくれる 。そして 、エリカ様は待女のジミーを信頼してるから ジミーの思い通りに出来るんですって。 …… 本人が言い廻ってるわよ 。
貴女の話も聞きましたよ。
どんなこと言ってるか 聞きたいですか?」
ルナ
「何?気になるじゃない。 ねぇライトも聞きたいでしょう? ?」
急に 話を振られて つい返事してしまった 。
ルナ
「ほら ライトも 聞きたいって!!」
シド
「 こら ライト困ってるよ 。 ライトごめんな。お前が 聞きたいだけだろ。 」
「 いいえ 大丈夫です 。」
話してたら …… 隣で
カルス
「マジでか…性格悪いな 。どんだけ自分に自信あるんだろうな……。 スゲーな ……。」
「 なんだよ。 気になるだろ。」
ルナ
「 私も 聞きたい !」
カルス
「レオナルドには 秘密して下さいよ? これは…… 傷つくはずだから 。 なぁ そうだろ?
フローラ ?」
フローラ
「傷つけてもいいんじゃないかしら? 言って 現実 教えたほうが良いのよ。本当 男ってばかね」
ルナ
「秘密にするから!!教えて!!」
フローラ
「 エリカ様が言ってたのよ 。
『レオナルドは、私の事が好きだから何でも言うとこ 聞いてくれるの!
でも私の好きなタイプじゃ無いのよね ……ライトとか カルスの方がカッコいいよね
あの二人も私の事 思ってくれると思うの。
そのときは、ジミーが レオを誘惑してくれるって、ジミーの魅力なら すぐ落ちよね!』
って !!ジミーも まんざらでも無さそうだったわよ 。もともと狙ってるって話もあったもの。」
そんなことに言ってたのか……
「 いや……レオナルドには 言わない方がいいかも …… 俺ならもう関わらないけど…… 」
ルナ
「スゴいわね ……。 その自信 。
向こうの世界でもそうだったのかしら?
でも あんたたち…… 救世主様 好きなの ?
趣味悪いわ。フローラも気をつけなさい。」
フローラ
「そうね……。 私の話しも聞いてくれなかったし そうよね …… 。 」
カルス
「 そうじゃ 無いよ 。 フローラ ! 俺の話し聞いてくれ 。 あり得ないから !」
フローラが 泣き初めてしまったので 、カルスに任せる 。 レオの方を見ると サラさん達と話してて聞いてなかったみたいだ …… 。
「 ルナさん……わざとですよね 。 勘弁して下さい。やっと 二人仲直りしたんですから。
本当そんなことあり得るわけ無いですから。
オレもカルスも。 レオナルドじゃ無いんですから。」
ルナ
「ゴメンゴメン。 今は あれだけど…ちょっと前までカルスは 酷かったじゃない …
お灸据えとかないとダメじゃない?
ともちゃんと足して 割ったらいいのに。
まぁ レオナルドに 言うかは任せるわ 。 私なら勿論伝えるけどね 。」
ルナさんも レオナルドとサラさんの所へ 行ってしまった ……… 。
シド
「ライトごめんな?あれ 完全な八つ当たりな。 でも カルスは仕方ない。オレは頑張れとしか言えないわ 。」
返事をする前にダンさんが戻って来た 。
ダン
「 シド!! ルナも参戦してきたから頼むわ 。
あとライト3人で先に帰っていいぞ。いつ終わるか分からん。 それと明日は6時にギルドに集合だからな。じゃあな !」
シド
「 行きたくないけど …… 。 仕方ないな 。
じゃあな。 明日は皆参加だぞ!ともちゃんも来るから! 」
そう言って 行ってしまった 。
もう 帰ろう 。 カルスに帰るとこを伝える 。
フローラの機嫌が直っておらず自宅で話すらしい 。 頑張れ!
ハイドさんに挨拶しに行くと、母さんとサムさん 先生もいて、アルスの話しをしてるみたい 。
挨拶してそのまま帰った。
本当 疲れた!!
~ライト side end ~