私と彼女と召喚と
酒場の端では、ハイドとガイが話していた。
ガイ
「ほうアレスがそんなことを… 」
ハイド
「そうなんです 。どうするのがいいのか、ガイさんはどう思いますか?」
ガイ
「王には 知っているのか?」
ハイド
「伝えているんですけど…なにも変わりはないですよ。 それだけ王は、救世主を大切にしてますから。
王子のことも含めこのまま 黙認するつもりだと思います。本当 情けない…。」
ガイ
「そうか…。私からも話してみよう。
王も人の親にだが…国を担う者としては失格だな…全く 。」
ハイド
「本当です。昔からアランは貴族を大事にしていますから。 それにあの子達を元の世界に帰せないようにしたのもあいつですから…私に黙ってミューラルカ家と画策したのです。」
ガイ
「国の事は あれはあれなりに国民の事もきちんとしていると思える事もあるし。このまま失脚とはいかんな… う~ん……あれをするか?」
ハイド
「闇魔法のですか?あれは…反省すると思いますけど …あれの威力は凄まじい……精神壊れたりしませんか?
私も過去にに一度だけ経験しましたけど。あれは…耐え難いものでしたよ。アランでは耐えられません…。」
ガイ
「私がやるから大丈夫だろう。あの子のされたことを 、そのまま体験させればいい。どうだ? 」
ハイド
「そんなこと出来るんですか? そうしたらどんな事をしたか実感するでしょう。
でも…もしそれで変わらなかったら?どうしますか」
ガイ
「その時は私があの子を隣国のアルザールへ連れて亡命してもいい。あそこには伝もあるし。のんびり暮らすには良いところだぞ。」
ハイド
「そうですね。でもそうなったら何人がついて行くことになりますかね? 正直 私困りまるんですが…。」
ガイ
「そうか?その時はお前もついてくればいいだろ?研究も思う限り出きるし 良いところだぞ?」
ハイド
「それもいいかも知れませんね。そうですよね。前向きに考えておきますよ。」
二人は二人で話していた。
私は言うと、ダンさんに呼ばれ戻ってゼリーの レシピとゼラチンの作り方を書いていた 。
(主成分は コラーゲンでも、呼び方ゼラチンでいいかな ?)
ギルトの人達とも話せるようになった 。
さっきサラさん達に話しに来た人がケビンさんという人で話してみると悪い人じゃ無かった。
ここに参加してたのは、ケビンさんとサクさんとハリーさんで 他にも グレンさんと受付のマリアさんが、ギルトに関わってるんだって 。
皆孤児で小さい頃にここに引き取られたそうです。
グレンさんはジェードと兄弟みたい育ったって。
だから さっき 、ああ 言ったのかな ?
ギルトに恩返しがしたかったのかも…
それに成功したら沢山孤児を引き取れるかもしれないもんね。
そうだよね。孤児ってここでもいるよね 。
あんな平和な日本でもいるもんね。
最近お金も余裕あるし寄付でもしようかな?
そろそろ9時半になろうとしている頃
話し合いも終わりそれぞれ帰ることになった 。
皆さんに挨拶をして酒場を出る。
まぁ 大人はまだ話があるらしく、私達五人は解散って感じ。
フローラ
「皆元気ね。私なんてもう眠たいわ。」
「私もだよ。でも楽しかった。」
カルス
「それにしてもあのメンバー凄いよな。」
ライト
「今日は、先生も居たしな。」
フローラ
「でも ギルトで扱ってもらうなら安心よね。おば様も 楽しそうだし! 」
ライト
「なんか凄いよな 。いろんな事が 進んでて…ともの 世界の料理がここでも普通に作られるようになったらいいよな」
カルス
「そうなるだろ。ともって実は凄いな?」
ジェード
「本人 気づいてませんけどね。家の親とダンさん達が 動くなんて…。ギルトのやつとも仲良くなってるし。あの人達あんまり人に近づかないのになぁ。」
フローラ
「本当。 城から出て一月もたってないのにこれだけ色々出来るってすごいよ。
さすが私のともよね♪」
ライト
「おいおい カルス。あんなこと言ってるんだけど」
カルス
「いや…いろんな所でともには敵わないさ。ああ見えて男前だよな」
ライト
「本当 そうだな。でも、男前って…何か似合わないよ
あっ とも、今日泊まっていい?」
ジェード
「オレは? ベッド持参するから。ライトさんとこ泊まってもいいですか?」
ライト
「仕方ないな。持ってこいよ 。待ってるから」
ジェード
「すぐ 行きますから。よろしくお願いします。」
そう言って 家の方に走って行った。
フローラ
「私も行きたいけど、今日は帰らないと…。 明日行ってもいいかしら?」
「いいよ 待ってる。この前のご飯ありがとう。美味しかったよ。」
カルス
「明日 俺も行けないからフローラ頼む。」
「うん 任せて。じゃ おやすみなさい」
ライト
「じゃあな二人ともおやすみ。とも 帰るぞ 。」
「うんじゃあね 。バイバイ 」
二人と別れて、帰る 。
ライトが転移してくれたので、すぐ家についた。