私と彼女と召喚と
ともが 帰って いったあと……
何度 聞いても ライトに いい返事を もらえなくて 凹んでいるところに 、
グレン
「 本当 ジェードって …… それが いいとこでもあるよね 。そう思わない ? 」
ライト
「フォローしても 連れてかないよ?ジェード この前 二人で 買い物しただろ? まぁ ジェードが 誘った訳じゃ無いけど 。」
サク
「 へぇ~ 」
珍しい事なのか サクが 声をあげる 。
ハリー
「 いや それ … ルナさん が 楽しそう 話してたけど …… この前 フローラとか サラさん 、怒らせたときに あの子が 元気付けようとして 誘ったやつ だろ ? 」
ライト
「 うん 。多分 それかな 。 」
グレン
「 そうなの ? じゃ 僕 連れてってよ 。ジェードは いいから 。 その話 聞いた時 興味沸いたんだよね 。
なんか フォローしたんでしよ? 皆 その後 機嫌 良くなってたしね 。 もっと 話してみたい! 」
サク
「 おれも 聞いた …… 。 そいつ どんだけ バカなのかって 思ったけど … 。 あれが その子なら 納得出来るあれは 人の事には気づくのに 、自分の事は さっぱりだもんな …… 。」
ハリー
「でも 敵意? 嫌 … 殺気には 気づいてるよね ? 」
ライト
「 イヤ …… それも 初めは 全然 気づいて無かったよ 。オレも 初めは 色々 聞いてたし 怪しんでたんだけど …… 。
でも、ともは 芝居なんか 出来ないよね 。 全部 顔に 出るし、たまに …… 本人 気づいて無いけど 、 心の声 なのか 、ブツブツ 話してるし …… プッ 。オレの 勘違いだったんだけど 。」
サク
「 あれ本人 気づいてないのか …… 。初めは 気づいてなかったって やっぱり 城で なんか あったんか? あったとしたら 余程の事だろうな … 。」
ハリー
「 でも …… そうだろうね 。じゃなきゃ あの面子は 揃わないでしょ? マスター達も あんなに動かないよ?
只のお気に入りって だけじゃないよね 。 」
ライト
「 あぁ …… 結構 あっただろうな 。俺が知ってるのは、連れ去られそうなときは オレは助けたし、毒を 仕込まれたときは フローラが 助けた位 。まぁ いろいろだよ 。多分 知らないのも あるだろうし …… 、本当 城出て 正解 。」
グレン
「 えっ ? そんな風には 見えないよね 。うわぁ ! なんか …… 勝手に 苦労知らずって 思ってたわ。」
ジェード
「 学園でも 魔法 使えないのに 特訓させられたり、貴族も 質 悪いの居るから 見るたびに ボロボロに なってたよ 。 まぁ 俺が 魔法で なおしてやったけど ! 」
ライト
「 へぇ~ 。クエストしてるときは 気づかなかったの? そこも 気づけば 良かったのに 。
( そしたら
二人で 買い物にも 行ってないよね?) 」
ジェード
「 それは、 ごめん 。 本当 気づかなかったんだよ 。」
ライト
「 へぇ~ 。」
ハリー
「 んっ?クエストで ボロボロに なって帰ってくる?
学園 の子 ? もしかして ジェードと 一緒に 卒業した子? まさか …… あの子 が! そうか 。うわぁ 世間 狭ぇ~」
ジェード
「 そうだよ 。何か あった ? 」
ハリー
「 ありがとう 。 マリア 喜ぶわ ! あの子のこと、気にかけてたんだよ。」
話を 聞くと 、 マリアさんは ギルトに 通ってる頃から 心配していたらしい 。 シドさんと ルナさんに 毎日 話を していたらしい 。
この前は 指名の依頼が あったと マリアさんが 喜んでたそうで …… 。ともは そんな 素振りは無いから、 気づいてなさそう … 。
サク
「 へぇ~ 、 あいつ 見た目と違って 根性あるんだな。そんな目にあって 、あれだけ 人のことを考えるなんて …… 余程、平和な所から来たんだな。納得したわ 。」
ハリー
「 ねぇ? ライト 明後日 おれと マリア 参加していいかな ? まぁでも お昼までしか 参加出来ないけど 。
マリアが あの子と話せると 喜ぶと 思うんだ。マジで !」
ライト
「 じゃ皆で 行きましょう。 ともが 大変になるけど… あっ でも …… ジェードにグレンにハリーさんとマリアさんも 抜けても ギルト 大丈夫ですか? いくら 二人が昼までって言っても …… 。
今 忙しいんじゃ?シドさん達も、走りまわってるって …… 言ってましたよね 。 」
サク
「そうだな 。無理だな 。とりあえず 誰か 残ってくれよ … さすがに おれと ケビンさん だけじゃ 、いくら 昼まででも 回せない 。せめて 受付の奴がいるからな ……… 。いい機会だし、 行かせてやりたいけど …… 。」
ハリー
「 そっか 。 そうだな …… それに おれたちが 行ったら ルナさんに 何 言われるか …… 。
後が 怖いよな 。あっ でも なんか計画してよ。」
グレン
「 じゃ 僕も 諦めるよ 。仕方ないね!あの子なら、 いつでも 仲良くなれそうだしね 。学園が 休みの日ぐらい 手伝わないと!」
今の 状況では 難しそうで 皆 仕事 するらしい 。
じゃあ ジェードも、 残ってもらうことにしよう 。せっかくだもんね ?
ライト
「 じゃ 今回の話は無しって事で。でも 皆で今度ご飯でも 行こう 。ともも 喜ぶだろうし 、ともの家で 食事会開いてもらおう。 ともには、 明日 伝えておくよ!
また 近々 集まろう 。じゃ また 。お休み 。」
と 綺麗に まとめて、ライトも 酒場を あとに する。
サク
「 ジェード …… 今回は 諦めろ 。自分から誘えば いいだろ 。 明日は おれの手伝いしろよ 。お前が 行くと回りも 付いて行きそうだから 。」
グレン
「 本当 我慢してよ。僕も我慢するから。でも …… 最近、忙しいの 忘れてた 。でも、皆で 集まれそうだから 良かった 。学園が 休みの日 でって 言っといて!
頼んだよ !! 」
ハリー
「おれは 夜が いいな 。 マリアも 一緒に 行けるしなぁ 。よろしくな 。まぁ 頑張れ 。」
それぞれ ジェードに 言葉をかけ 酒場から 消えて行く。