私と彼女と召喚と
~ ジェード side ~
「 あっっっ 俺も 一緒に 行きたかったなぁ …… 。ハァ 。 」
サク
「 おい 。 さっきから …… いい加減にしろ!これは 仕事だ 。 それよりは これ 早く終わらせるぞ 。他にも あるんだからな 。」
朝から ブツブツ 言っている ジェードに 苛ついている サクと 討伐依頼に 来ている。
「 分かったよ 。そろそろだよね 。」
サク
「 あぁ そうだ 。気をつけろよ 。最近は 向さん 狂暴化 してるからな 。」
その時 " " " ドォーン " " " と 回りの景色が 揺れる 。
サク
「 来たぞ 。 これは ヤバイな ……… 。危なかったら 撤退だぞ 。 」
" " ドォーンドォーン " "
揺れが 激しくなってくる 。
こちらに 気付いて いるのか …… ドンドン 近づいて 来ているようだ 。
ジェード
「 もう 近いな 。」
二人は 身を構える 。
" " ガサガサ ガサガサ " "
とうとう 狂暴化し 暴れている トロールが 現れた 。
ジェード
「 お出ましだ 。やっぱり 我を忘れてる。
" ファィヤ ボール " 」
先に 魔法を 発動させたが ……… トロールは 傷つきながらも こちらに 向かってくる。
サクは、 炎を 纏った 魔武器で 斬りかかる。
サク
「 ハッ 。 トロールが ここまで なのは 初めだ 。おい ジェード 早く 終わらせるぞ。」
攻撃を 加えながら 叫ぶ 。
ジェード
「 分かった 。 次で 終わりだ 。
" " " シャイニング アロー " " " 」
" " ドン " "
暴れまわっていた トロールは 力つき 地に倒れる。
サク
「 お疲れ 。これ 早く処分して 帰らなきゃな 。トロールが 此だけ 狂暴化してるなんて…… 他が出たら どうすんだろな 。」
ジェードは 、素材で 売れる所を 取り除きトロールの 体を 魔法で 焼き付くす。
肉は 食べれないし ……… そのままにしておく事は 出来ないからだ 。
もう既に 穢れている大地が …… より 穢れて行くからだ 。
「 本当ですね 。 浄化は どうなってるんですかね? 早く 進めないと 大変に なりますよね。」
サク
「 あぁ 。 シド算に 報告だ 。帰るぞ 。」
そう言って 二人は すぐ 転移で 帰る 。