私と彼女と召喚と
~ライトside~
ともが 魔方陣を 展開してるのを 見守っている 。
( 無理するなよ ……… )
魔方陣ごと ピカッと 激しく輝き出す。
それと 共に 空気が 変わるのを感じる ………
光が 収まると 、 そこに 横たわる ともを 見つけ 駆け寄る。
「 おい 。とも ! しっかりしろ! 無理するなって言ったのに ……… 」
状態を 確認して 安心する 。
魔力の使い過ぎで 意識を 失ったらしい ………
自分の 魔力を ともに流し込む。
" ザッ ザッ ザッ "
ダン
「 何が あった ? とも! どうした 。」
意識の無い ともを見て 慌てて 駆け寄る 。
「 ともが 浄化しちゃいました 。 すみません 。止められませんでした 。
魔力の使い過ぎたみたいで……… 。 今 オレの 流したので ……… 大丈夫だと 思うんですけど ……… 。 まさか ここまで するとは 思わなくて …… 。」
ダンは、 周りを見て 納得する ………
先程迄と 違い 空気 や 海が 澄んでいる 。
ダン
「 あぁ 。これだけ やれば ……… 魔力切れにも なるだろうよ 。全く無茶しやがる 。」
" ドスン "
急に シドと ハイドが 現れた。
シド
「 あれ? 何が あった? 」
ハイド
「 んっ ………… これは 。」
ハイドは、 周りを見て 気付いたようだ 。
その時 海竜の 鳴き声が ………
" " ギュルル " "
それと 共に 大きな 物体が 海の中から 飛び出して来た 。
四人は 身構える 。
現れた 海竜 ………… 怒りを 露に している ………
( ヤバい ……… 。 )
ライトは、ともを 抱き抱え 後ろへ 下がる 。
海竜
" ( 私の 息子は 何処だ !) "
頭に 声が 響いて来る 。
他のも 聞こえているらしく 、緊張が 走る
ハイド
「 ほぉ 。言葉を 話せるのか …… 。」
海竜
"( 人間 聞いたことに 答えろ )"
海竜は 苛立ちを 隠さずに 続ける 。
その時 ………
" ギュー "
と鳴きながら 小さい のが 海竜に 飛んで行く 。
" ギュー ギュー "
気付いた 海竜は 抱きしめる 。
" ギュー "
二人は 何か話している様子で ………
他は 警戒を 解かずに 見守っている。
「 ウーン あれ? ハッ ……… 」
ともが 目を覚ました 。
ライト
「 大丈夫?あれだけ 無理するなって言ったのに ……… 。」
~ライトsideend~