私と彼女と召喚と
~ライトside~
ダン
「 どうだった ……… 寝たか ?」
「 はい 。 やはり 疲れたんでよね 。すぐに寝てしまいましたよ 。 」
ダン
「 そりゃあ ……… 魔力切れなんだから ……… でも 良かったよ 。 また 後で来るから それまで 頼むな 。それから、夕飯は持って来るから 。お前も 休めよ 。」
「 はい 。 お願いします 。」
ダン
「 あぁ 。」
オレの肩を トンと 叩いて 行った 。
あ~ !
折角の デートが 終わった ………
でも ともと居ると 楽しいけど ………
その反面 心配になる 。
無理にでも 止めさせたかった 。
でも あんな顔 見たら 止められないよな ………
あぁぁぁぁぁ!!
~ジェードside~
その頃 ギルドでは 、 サクと ジェードの 報告を ダン 以外の 帝に していた 。
" ガチャ"
ダン
「 悪い 。 遅くなった 。」
なんだか 疲れた 表情が 伺える 。
シド
「 どう? 大丈夫そう ?」
こちらも 心配そうな顔で 問いかける 。
何かあった ?
ダン
「 すぐ 休ませたから 大丈夫だろう 。それより 何か あったんだろう 。」
こちらを 見て 話を促す ……… サクが 先程の トロールの件 について 報告する 。
ダン
「 そうか ……… トロールもね 。」
シド
「 ありがとう 。 二人とも 休んでくれ 。」
サク ジェード
「「はい 。失礼しました 。」」
" バタン "
二人が 部屋から 出ると …………
シド
「 どう思います ?」
ハイド
「 海の一件も あるし ……… やはり 浄化を進めて 貰うのが いいんだけどね ……… 神官も手を 焼いているそうだよ 。 ………… ハァ 。」
深いため息を つく 。
それを 見た ガイ先生が
ガイ
「 では 仕方ないが ………… 私の出番かな 。 」
ハイド
「 お願いしたい気分ですよ 。 しかし ……… 廃人になられては ……… 困るんですよ 。」
ガイ
「 そうか …… それは 本人次第だからな ……… なんとも 言えんな 。 」
ガイの発言に 皆 ため息をつく ………
ルナ
「 本当は、お願いしたいとこだけど …… 今は 難しそうね 。 先に浄化進めてもらわないと困るもの。あの子 大丈夫 ?」
リサ
「本当! 大丈夫なの ? 浄化ね ……… そうよね ……… 私達では 出来ないものね。 」
サラ
「 …………… 今の私でも 出来ない事は 無いけど …… 大したこと出来ない ……… 。 あぁ ! あのとき 無茶 してなかったら ……… 。」
サラが 昔を思いだし ながら 悔しそうに 顔を 伏せる 。
ダン
「 それは 仕方ないだろう 。あのときは 必死だったからな 。 サラの お陰で 魔王を 倒せたようなもんだろ 。」
ルナ
「 そうよ 。 」
まだ ここに 居る 帝達で 魔王との戦い この 世界の平和を 守ったのである 。
ガイ
「 お前が 気にする事ではない 。 救世主が 宛にならんのが いかんのだ …… 。 別の方法を 考えた方が いいかもしれんな ……… 。 今は あれに 浄化させるのが 一番 確実ではあるが ……… どうするべきかな ……… 。」
サム
「 でも 良く ともちゃんは 魔法石を あんなに 沢山 持ってましたね 。 本当 …… しっかりした子ですね 。」
サムは 驚いて 居る。
ダン
「 あれが あったから 、あんな 広域を 浄化出来たんだろう 。 」
感心している 一同 。
ガイ
「 あれは 自分の魔力を貯めた物だからな 。魔法が 成功したのも頷ける 。空の魔法石も 役にたつのだな …… 。」
ガイの発言に ………
シド
「 えっ 何それ …… まさか 依頼の報酬とか ?嫌がらせか何かなの?空の魔法石なんて ……… 」
ガイ
「 そうなのだ 。 あれが 城を出た時に ライトにも 苦言を 言われたが ……… やはり 駄目だったか ……… 。 冗談のつもりだったのだか 、使い方を 教えると 喜んでいたので ……… 。いいかと思っていたのだが。」