私と彼女と召喚と
あまりに ムカついたので、そこそこの魔導士を置いて 来ましたよ 。
1人で 部屋に帰ろうとしたのだけど …………
只今、お恥ずかしいのですが迷子中です。
だって 広いんだもん 。学校の 校舎でも覚えるまで 迷子になるのに …… 分かるわけないじゃん。
あっ、えっか達 発見!! 良かった。
が ……
え、いや、なんだか、ねぇ ……
近づけない ………
えっかは、発見したのですが
楽しそうに 話している 、二人がいて……… なんだか …………… 声を、かけられない !!
どうするべき?? 私は、空気になるべし!
今すぐ 地球から逆召喚してもらうか ?
でも、えっかだけ置いては行けないかな………
出来る事は助けてあげたいけどあげたいけど……
とりあえず、
えっかと王子さんの世界に入らないように
空気に なることに 決め五メートルぼど離れてついて歩く。
なんか ストーカーの気分であります。
絶対 ストーカーには、 なりたくない …… 。
いや 私は、空気だぞ !
それなのに ……… どうやら ……
私、ストーカー行為が駄目だったのか … ?
後ろから声をかけられた。
?
「 あれっ? 部屋に 帰るところだよね ? 」
確認すると、ハイドさんと ……
…… そこそこの 魔導士がいた。
自然と 険しい顔になる。
「あぁ、どうかしましたか?
えっかと王子さんは、前にいますよ。
別に、ストーカーじゃないですよ?
空気になったつもりです。さすがに、あの二人に、近付く勇気が無かっただけで …… 」
ハイド
「あぁ ……ストーカーは分からないけど大丈夫、あそこには 私でも入れないよ 。すっかり二人の世界だからね 。
それより さっきの聞いてしまったよ…すまないね。うちの息子が失礼をした 。
でも、悪気はないんだ。
あの子と王子のことですこし慎重になっているだけなんだ。
許してやってくれないかい ? 」
「………はぁ 。 気にしないで下さい 。
つい カッとなって …… こちらこそ すみませんでした 。 」
ハイド
「イヤ …… あんな風に、言われたら …
誰でも 怒ると思うよ 。 … すまない 。育て方を間違えたかな 。」
ハイドさんは、いい人 なのかな …… ?
よくわかんないや …… 。
でも、やっぱり 私は 歓迎されてないんだね 。
よくわかった。 肝に 命じます 。