私と彼女と召喚と

サラ
「美味しかったもの!大丈夫!!

うちにも、ボックスの魔方陣があるから出来立てを提供出来るし …… 。あっ レシピは誰にも教えちゃ駄目よ 。きっと 聞かれると思うから。」


「 はい 分かりました 。

サラさんには、 先にレシピ渡しときましょうか? 今 メモしますよ! 」

紙とペンを取り出していると


サラ
「あら ?そうじゃ無いのよ。気持ちは嬉しいけど …… 情報は お金になるのよ 。もし良ければ 買い取らせて貰うわ 。」



「えっ ……でも、ドーナツの レシピ 売るなんて 凄く 悪どい様な気がするんですけど …… 」


サラ
「そんなことないわよ。私は 前にともちゃんが 作ってた、マドレーヌや プリンにもそれだけの価値があると思ってるのよ 。

皆に そのまま教えていくのは、ともちゃんが危険なめに会わないか心配だわ。」


「 ええ !! 危険なんて ないですよ ? 」


サラ
「ううん。新しい物だし 。

それとても 美味しい! 自信持って 。悲しい事だけど、この国もいい人ばかりじゃ無いもの… それにともちゃんの事を知ったら利用しようと近付いて来る人も 出てくるはずよ 。」


そうなのかな ?

そんな事無いと思うんだけど ………


サラ
「そう言えば! ともちゃん? 商売用の口座作った?無いと 出店開くなら困るわ !!」




「そんなの有るんですか ? 知らなかったです! 」


サラ
「まだ 銀行開いてるから 今すぐ作っておいで!カードで 清算する人多いから …… 早く 行って 、間に合わないかもしれない 。明日より今日済ませた方がいいと思うわよ。」




「えっ 行ってきます。じゃあ また 明日きます。ありがとうございました。

あと 最近 フローラに会えてなくて無事家 見つかったって伝えてください。

お願いします。 では いってきます !! 」



急いで、銀行に 向かう。

なんとか間に合って、口座を作った…!



カードをもらい、自分の魔力を流す。

こうすると、自分しか使えなくなる。

この世界では、銀行に預ける訳じゃなくて、カードに ボックスの魔方陣が組み込まれてて、お金がカードに入るんだって 。




で 、自分では引き出せないように なっててお金を引き出すときは ATMで 出すんだって !!



なんか…日本と 一緒で懐かしい!




あと、カードの読み取り機も買った。

これがないと人のカードから私のカードに振り込みできないみたい!



間に合って 良かった!!



読み取り機 あった方が やっぱり便利。

流石が 素材屋の店長だなって思った。




気付いて教えてくれるなんて いい人過ぎ。



でも さっきの考えると ……… どうなんだろ?

向こう(日本)でも 情報は金なりって聞いた事あるけど ……




そうかな ? うーん、分からないや……


でも、サラさんが 言ってくれるってことは ……

やっぱり ……危ないのかな?





サラさんは、信じれる人だと思うんだよね


絶対 私の事を思って言ってくれたもんね 。







とりあえず 出店の準備 やらなきゃ。。


読み取り機をしまい帰る。



早く 家に帰らなきゃ!





< 57 / 187 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop