私と彼女と召喚と


「いやいや 貰えるよ!全然 平気で貰える。本当気にしないでいいよ。 私が一緒に食べたかったから 作ってだけだから。」


フローラ
「そお? そういう事にしておくわ。御礼にお菓子作り始めたのもその頃なんだけどね? 貴女も次は無いわよ。」

ジェード
「すみません 。気をつけます。」


フローラ
「無理やり嘘つかないのよ 。すぐに分かるんだから!」




「えっ? 嘘なんかついてないし…

でもあのとき … フローラに怒られて…本当に 凄く怖かったけど……でも 心配してくれて …… 嬉しかったよ。 それに この世界に来て 初めて同性でも信じれる人が近くに居るって知ったよ。」



フローラ
「もう …… そんなこと言われたらこの事でジェードを 怒れ無くなるでしょ?」



って、頭を ポンポンしてくれた。


フローラ
「 もう 無理しちゃ駄目よ。色々思い出すだけでも 気分 悪くなるわ。本当 あそこから 出れて良かったわね。おめでとう。」


ライト
「 本当 おめでとう!計画では まだ一年後だったもんな。でも…… 早まって良かったよ。ちょっと安心した。」




「ありがとう♪ 本当にありがとう。今もだけど 二人には助けて貰ってばっかりで ごめんね …… 。」




カルス
「 なぁ …… 急に 決まってたって言ってたけど

自分から辞めたいって言ったんじゃないのか?」



「ううん。 予定では 後一年お世話になる予定だったんだけど 辞める……丁度1ヶ月前に 王子様とレオナルドさんに 呼び出されて 婚約の事を切り出されて…… 退職金出すから 学園も辞めて城から出るように言われたよ。

まぁ 初めから結婚したら城から出るようになってたから それでだと思うけど …… 。」



フローラ
「本当に 勝手よね。退職金 金板10枚ですって !アレス本人が 用意出来た金額らしいけど?ともの働いた分の間違いじゃないのかしら?レオナルドは 50枚が限界って言ったでしょう? 私なら限界以上の金額を貰うわよ。」



カルスさんもジェードも驚いている。
多くて驚いてるのかな?まぁ多いよね。



「そんなに私長い間働いて無いし …それにいい家も見つかったし 十分かなって思うけど。生活してくしていくのだって、ギルドの依頼とか素材採集で出来るから。お城にいるより何倍も稼げるよね!

それに詳しく聞いて無いけど 王子様が借金でもしたら 大変だし …… 少しでも多く払ってくれようとした事は 事実だから私は 満足だよ!」




ライト
「分かったよ。


でも ここ良い場所だよな。」



ジェード
「俺も思った 。ここ 新築だろ?いくらだったの?? …まさか …借金?高かったじゃないか?」




フローラと同じ様なこと言ってて 笑える


「新築になるのかな?

それに 借金するぐらいなら 安いアパート見つけるよ! 当たり前じゃん。…… ここは 金板5枚で買えたんだ!!

いい買い物でしょ??ねっ?」

ライトとフローラは 知っているので 笑ってるし カルスさんとジェードは



カ ジ「「そんなわけないだろ!!」」



ジェード
「あっ!そうか …… 土地代としてなら そんなもんだしな……。 魔方陣か?
ともなら 出来ないこともないもんな ……… 。

あぁ … そう言えばここボロ屋があったわ。 凄いじゃん。」



ジェードは 私が色々 魔法使えるの 知ってるから 納得したみたいです。ハイ。



「うん 。でも 成功してしてなかったら 今頃アパート探してる頃かも?」



カルス
「魔法陣も使えるのか?

……… すごいな 。魔力が普通って資料見たけど …… 。」



ライト
「そうかな?ともは、魔力量は普通かもだけど 余裕で 3人転移したり出来るよ。

これから増えるだろうし7属性とも上級なら詠唱破壊も出来るし。

あっ 他の人には 内緒だから」





「いやいや … よく言い過ぎ…… 詠唱するのが苦手なだけだよ。詠唱すると 魔法 発動しないって……だけだし

あっ………えっと… まぁ イメージ力が凄いってことにしといて下さいね! 本当ここだけの秘密でガイ先生にも、誰にも言うなって言われてるので、 よろしくお願いします。(涙)」





あっ、カルスさん …… いたんだよね ……

なんだか 凄く 恥ずかし過ぎだし ……








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