駆け引きオフィスラブ〜幼なじみにはカナワナイ?〜
ボソッと言った小坂さんにやっぱり可愛いななんて思って二人で手を繋いで明石に向かった。



「美味しい」




本場の明石焼きはフワフワしてて出汁に潜らせて食べると口の中で広がる。


そうそう、明石の人は明石焼きって言わずに玉子焼きと言うみたい。



「本当、お前食ってるとき幸せそうな顔、するよな」



呆れる小坂さんを横目にそれはもう堪能した。もちろん、その後はトンボ帰り。




西海さんと柴田くんが帰っているかも確認しないまま急いで新神戸に戻り新幹線に飛び乗った。
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