裏表×2
遥紗side<
体育館裏に行くとそこにはあの二人と先輩達が三人いた。
(五人か‥‥)
先輩のうちのリーダーっぽい男が笑いながら言う。
「これが噂のハルセちゃん?ほんとに本物かよ?全然見えねーし!」
うるさいな。
私のイライラもそろそろ限界だ。
黙っていると、もう一人の先輩が私の腕を乱暴に引っ張る。それを合図に男達が下卑た笑いを張り付けた顔で寄ってきた。
ほんと我慢の限界だ。
そろそろストレスを発散しないと。
「何笑ってんの?もしかしてこういうの好き?」
さっきの男が聞いてきた。
笑いをおさめようとするけど、止まらない。
自然と口角が上がる。
こんな状況だというのに笑い続ける私。
「っ!いつまで笑ってんだよ!」
私の様子を不気味に感じたのかその男がいきなり殴りかかってきた。
その瞬間。私の中で何かがプチっと切れた。
体育館裏に行くとそこにはあの二人と先輩達が三人いた。
(五人か‥‥)
先輩のうちのリーダーっぽい男が笑いながら言う。
「これが噂のハルセちゃん?ほんとに本物かよ?全然見えねーし!」
うるさいな。
私のイライラもそろそろ限界だ。
黙っていると、もう一人の先輩が私の腕を乱暴に引っ張る。それを合図に男達が下卑た笑いを張り付けた顔で寄ってきた。
ほんと我慢の限界だ。
そろそろストレスを発散しないと。
「何笑ってんの?もしかしてこういうの好き?」
さっきの男が聞いてきた。
笑いをおさめようとするけど、止まらない。
自然と口角が上がる。
こんな状況だというのに笑い続ける私。
「っ!いつまで笑ってんだよ!」
私の様子を不気味に感じたのかその男がいきなり殴りかかってきた。
その瞬間。私の中で何かがプチっと切れた。