恋の味



あれから何度涙を流しただろう。



私の涙は枯れた。



学校へ行く。



全然楽しくない。



海斗とは登校はしないようになるべく



早く登校していた。



今海斗に会ったら気づつけるだけだから。



「はぁ」


昨日何度も電話が来ていた。




海斗と麻衣から。



でも私は出なかった。それどころじゃ



なかったから。
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