恋の味




教室に戻ったら心がいた。



「心!?どうだった?」



興味津々で聞く私にちょっと戸惑っているけど



笑って答えてくれた。



「あのね.....」



それから心は笑顔で教えてくれた。



先輩は女の子としゃべっていたけど



それは、心の誕生日プレゼントのことだったらしい。



先輩は女の子の好みがあまりわかりにくく



女の子に相談してもらっていたのだ。



「そうだったんだ。よかったね?」


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