恋の味

次の日、もうそのことは噂として流れていた。


噂って怖いなぁって思って教室に入った。


「海斗!チョコもらった?」


超恥ずかしい言葉を朝から浴びされた。


海斗の声は聞かなかった。

恥ずかしかったから。

それからの日々は淡々と過ぎて行った。

なにも起こらないまま中1は終わった。

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