恋の味

咲と心は気づいていない。


私だけ、また時間が止まっている。


海斗は私とは違った。


バカじゃなかった。


それに比べて私は・・・・


こんなちっぽけなことで。


目が合うだけで、涙が出てくるの。


ねぇ、どぉしてなの?


君を見るたびいつも思う。


私は弱虫だ。


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