恋の味

そして3か月後。


私は元通り、元気な体に戻っていた。


「彩月復活ーーー!」


嬉しくてうれしくて、またみんなに会えるんだ。


「彩月ねぇちゃんうるさいよ。でもさみしいな」


そうつぶやいた女の子。


「大丈夫だよ!まきちゃんもすぐ元気になれるよ!そしたらまた遊ぼうね」


元気づけるためにかけた言葉。


するとまきちゃんは笑顔になった。


「うん!まきもいつか元気になっておねぇちゃんと遊ぶ!」


「うん!その日まで頑張ってね!絶対来るから」


そういうとさっきよりもっと笑顔で


ありがとう!と言って部屋へ帰って行った。
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