恋の味


3ー4。


先輩の教室。


「小林先輩!」


そういうとみんながこっちに向いてきたので


耐えられなくなった私は下を向いてしまった。


「どうしたの?」


私のほうに近づいてきた。


「こっちきてください」


麻衣のときと違って何も考えていなかった。


だからなにも思いつかなくて。


そんな自分が嫌になった。


でも今はそんなこと言ってる場合じゃなくて!


無言の移動が終わり、やっと心の元へ。


と思ったら・・・
< 95 / 213 >

この作品をシェア

pagetop