BITTER HONEY~女上司とイケメン部下の秘密結婚~
デパートの開店してる時間に終わるなんて超久しぶり。
私は今夏の服と靴を買おうと銀座の『帝都デパート本店』に足を運んだ。
自分の服を買おうと思ってたのに。
向かった先は紳士服売り場のネクタイコーナーだった。
棗って私服はオシャレなんだけど。ネクタイやシャツに関しては無頓着な感じがするのよね。
でも、私の好むタイプのモノを着てくれるかどうかの不安はあるけど。
私は手に取ったネクタイを元の場所に戻した。
「白石さん」
「!?」
振り返ると東亜医科大付属病院の心臓外科医の羽生勇海(ハニュウイサミ)先生が立っていた。
「羽生先生!?」
彼はお父様の主治医で、この間入院した際もお世話になっていた。
彼の恩師の羽生先生は私の主治医だった。
生まれつき心臓の弱かった私は…手術するほどではなかったけど。
定期的に羽生先生の診察を受けていた。成長に従い、心臓も強くなって…今では健康体だ。
普通と人と同じように暮らしてる…
私は今夏の服と靴を買おうと銀座の『帝都デパート本店』に足を運んだ。
自分の服を買おうと思ってたのに。
向かった先は紳士服売り場のネクタイコーナーだった。
棗って私服はオシャレなんだけど。ネクタイやシャツに関しては無頓着な感じがするのよね。
でも、私の好むタイプのモノを着てくれるかどうかの不安はあるけど。
私は手に取ったネクタイを元の場所に戻した。
「白石さん」
「!?」
振り返ると東亜医科大付属病院の心臓外科医の羽生勇海(ハニュウイサミ)先生が立っていた。
「羽生先生!?」
彼はお父様の主治医で、この間入院した際もお世話になっていた。
彼の恩師の羽生先生は私の主治医だった。
生まれつき心臓の弱かった私は…手術するほどではなかったけど。
定期的に羽生先生の診察を受けていた。成長に従い、心臓も強くなって…今では健康体だ。
普通と人と同じように暮らしてる…