BITTER HONEY~女上司とイケメン部下の秘密結婚~
「俺が買ってもいいですか?」



「え、あ…はい」


羽生先生の顔ってよく見ると…棗に似てる…



「俺の顔に何か??」


「いえ、あの…羽生先生…もし時間あれば…一緒にシャツを選んで頂けますか?」




「俺のセンスでいいんですか?」




「えぇ…私…今一つ…どれがいいのか分からなくて…」



31歳になって、男性慣れしていない自分をさらけ出すような形が恥ずかしいけど。



仕方がない…



羽生先生は笑顔で私のお願いを受け入れてくれた。




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