BITTER HONEY~女上司とイケメン部下の秘密結婚~
互いに身体を綺麗にして、バスローブ姿でベットに向かう。



私と棗はベットに腰を下ろして見つめ合った。



「俺はキスじゃなく…ずっと…奈有に触れたいと思っていた」



棗は熱っぽく私の耳許で囁く。


そのまま耳の後ろや首筋へと唇を這わせる。


その棗の唇の動きに反応して背中に電流が走った。


* * *


真新しい白いシーツの上に縫い付けられる私の身体。


一糸纏わぬ姿。


恥かしくて…今にも意識を失いそうになるけど。


棗の情熱的な瞳に心が囚われ、辛うじて…意識を保っていた。





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