BITTER HONEY~女上司とイケメン部下の秘密結婚~
出来る部下を持つ程…上司として楽なコトはない。



乾杯の後、次々とオーダーしたメニューが運ばれて来た。



「はい、小野瀬さん」


「ありがとう…中島さん」



中島さんは棗の隣に座って、シーザーサラダを取り皿に取り分けて棗に差し出す。


夫の為に甲斐甲斐しく働く新妻のような感じ。



私はそんな二人の目の前に座り…悶々していた。




ベットの上では扇情的な雰囲気を見せた棗が脳裏を掠める。


目の前に座る棗は私の存在を全否定して、中島さんと楽しそうに話した。




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