BITTER HONEY~女上司とイケメン部下の秘密結婚~
彼女に対抗して、少しでも若く見せようとメイクを直した。



適当に直すだけのメイクのはずだったのに。



何だかさっきよりも濃い目になっていた。




「まだ、メイク直していたんですか?課長」



「え、あ…まぁ」

私は薄笑いを浮かべ、適当に誤魔化した。



「気合い入っていますね…誰の為ですか?」



「誰の為って・・・」


彼女と同じ棗目当てだとは言えない。




「…課長と小野瀬さんって…付き合っているんですか?」



「えっ?」






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