BITTER HONEY~女上司とイケメン部下の秘密結婚~
「俺のキモチは奈有は一番知ってるクセに…」



「でも、私は中島さんのように…若くて美人じゃないし…Hのテクニックだって持ってない」



「…奈、奈有!!?」



棗の方が珍しく…頬を染めて私の唇に人差し指を立てた。



「ち、ちょっと待って…」



棗の方が周囲を気にして、キョロキョロと挙動不審に見渡す。




「…Hのテクニックってなんだよ!?」


棗が私の耳許で囁いた。



「…中島さんが…自分から持っていると私に言ったんだ」



「あの中島さんが?」


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