BITTER HONEY~女上司とイケメン部下の秘密結婚~
お茶の場所は全国展開する大手のチェーンカフェ。


会社の近くにもある店舗。

慣れ親しんだコーヒーの味だった。

店内は満席。

私たちは張り出したオープンスペースのテーブル席で休憩。


「…調査の状況は?」


「お茶の時くらい…仕事の話はやめましょ…」


「それはそうだけど…気になる…」


「そう急かさないで下さい…ちゃんと解析して…明日にはキチンと報告書を提出します」



「…分かった…小野瀬…頼む」



「了解しました」


小野瀬は笑いながら、カフェラテを一口飲んだ。


私もモカを飲み、ラズベリーマフィンを口に運ぶ。








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