BITTER HONEY~女上司とイケメン部下の秘密結婚~
私は棗をジッと恨めしく睨み付ける。
当の棗は私の睨みに反省の色を見せず、涼しげな笑みを浮かべる有様。
駅に到着したが、私は首筋のキスマークを左手で隠しながら改札口を通った。
このままずっと隠すのは面倒だけど。
何か言われるよりかはマシだ…
「はい…課長」
棗は私を呼び止め…ビジネスバックを開けて私の淡いグリーンスカーフを出してきた。
そして、そっと首に巻き付ける。
「これなら隠れるでしょ?」
「…棗…」
「つけたのは俺ですし…反省しています…だからこれで許してください…」
当の棗は私の睨みに反省の色を見せず、涼しげな笑みを浮かべる有様。
駅に到着したが、私は首筋のキスマークを左手で隠しながら改札口を通った。
このままずっと隠すのは面倒だけど。
何か言われるよりかはマシだ…
「はい…課長」
棗は私を呼び止め…ビジネスバックを開けて私の淡いグリーンスカーフを出してきた。
そして、そっと首に巻き付ける。
「これなら隠れるでしょ?」
「…棗…」
「つけたのは俺ですし…反省しています…だからこれで許してください…」