その衝動の果て…【完】
3歳の頃
覚醒したその日
僕は3歳の誕生日を迎えた日、
その日は平日だったのでいつもの通り母に連れられて保育園に来ていた。
その日は朝からおかしかった。うまくいえないが頭がぼんやりとしていて、
自分がどこにいて、何をしているのかよくわからなかった。
それでもそれなりに時間が過ぎ、昼寝の時間…
僕はこの昼寝の時間が嫌いだった。
ご飯が終わって歯磨きをしてトイレに行ったら布団で寝る。
仕方がなく布団にもぐり込んだところで先生が横に来た。
「いっちゃん、寝ましょうね…」
そう言いながら僕の背中をトントンと優しくたたき始める。
僕は諦めて目を閉じた…
こうやって寝かせて先生は何をするんだ?
別に遊んだっていいじゃないか。僕は眠くないのに…
こういう時は先生が恨めしい。先生さえいなければ寝なくてもいいのに…
先生さえ…
そう意識した瞬間、大量に僕の頭の中に
先生の色々な映像と音声が流れ込んできた。
『週末だから、携帯にデートの約束の返事が入ってるかも。
この子達を早く寝かせてあれが見たい…』
それが聞こえて思わず『「なに?」』と心で思うと、
先生は僕の顔をのぞきこみ眉を寄せ怪訝な顔をした。
その瞬間映像も音声も消え、僕はその後の想いを押し殺した。
さっきの声は何?僕の想いが相手に伝わってる???
それからこっそりと色々な事を試した。
その日は平日だったのでいつもの通り母に連れられて保育園に来ていた。
その日は朝からおかしかった。うまくいえないが頭がぼんやりとしていて、
自分がどこにいて、何をしているのかよくわからなかった。
それでもそれなりに時間が過ぎ、昼寝の時間…
僕はこの昼寝の時間が嫌いだった。
ご飯が終わって歯磨きをしてトイレに行ったら布団で寝る。
仕方がなく布団にもぐり込んだところで先生が横に来た。
「いっちゃん、寝ましょうね…」
そう言いながら僕の背中をトントンと優しくたたき始める。
僕は諦めて目を閉じた…
こうやって寝かせて先生は何をするんだ?
別に遊んだっていいじゃないか。僕は眠くないのに…
こういう時は先生が恨めしい。先生さえいなければ寝なくてもいいのに…
先生さえ…
そう意識した瞬間、大量に僕の頭の中に
先生の色々な映像と音声が流れ込んできた。
『週末だから、携帯にデートの約束の返事が入ってるかも。
この子達を早く寝かせてあれが見たい…』
それが聞こえて思わず『「なに?」』と心で思うと、
先生は僕の顔をのぞきこみ眉を寄せ怪訝な顔をした。
その瞬間映像も音声も消え、僕はその後の想いを押し殺した。
さっきの声は何?僕の想いが相手に伝わってる???
それからこっそりと色々な事を試した。