青空の下で
「つまり、道に迷ってフラフラしてたら泣いている私を見かけたってことね」



「はい…」





私は吹き出しそうになって必死にこらえだか、我慢できなくなって笑ってしまった。


「ちょっ!笑ったな!だからいやだったんだよ言うの、俺、方向音痴だからさ…」


青が顔を赤らめてそっぽを向いた。なんだ、やっぱり可愛いとこあるじゃん。




「お前今、俺のこと、可愛いとかまた思っただろ…」




「何で分かったの!?」
ッヤバ!思ったことが口に出ちゃった!




「やっぱりな…」





「っていうか本当に、何で分かったの…?」




「お前顔に出すぎ何だよね」






私、そんなに思ったこと顔に出てる!?

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