青空の下で
出会い

悲しみ

それは突然のことだった。


「別れよう」
彼氏が言った。私はなんで?って聞いた。
すると彼は、
「他に好きな人ができたから」

「なんで?ずっと一緒にいるって言ったじゃんか!」

「そんなのまだ信じてたの?バカじゃねぇの」

私はおもいっきり彼の頬をひっぱたいた。
走った。ひたすら走った。


悔しかった、悲しかった。知ってたから彼が本気じゃないことぐらい…
でも、私も案外、本気じゃなかった。心の中で少しほっとしたから。



泣いてる間に私は海まで来ていた。
ここで泣いたら少しは楽になるかな?
そう思って、おもいっきり泣こうとしたとき、



「何やってんの君?」
誰かに呼ばれた、私は声の方向を見た

「君泣いてんの?」

「何?悪い?ていうか誰?」




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